Codexは従来、標準入出力を経由したMCPサーバとの通信のみをサポートしていました。先日に公開されたv0.46.0のリリースで、実験的ながらstreamable HTTP経由のremote MCPサーバへの接続のサポートを開始しました。

remote MCPを有効化する

~/.codex/config.tomlに次の設定を加えると、remote MCPサーバが有効になります。

experimental_use_rmcp_client = true

認可が必要な場合は、

codex mcp login (サーバ名)

とすることで、指定した MCP サーバの認可サーバの URL が開かれ、認可を行うことができます。

Sentry MCPサーバを利用する

Sentryが提供するMCPサーバを例に、remote MCPの利用手順を確認します。

[mcp_servers.sentry]
url = "https://mcp.sentry.dev/mcp"

codex mcp login sentry

「Approve」ボタンをクリックすると、認可が完了して、CodexでのSentry MCPの使用を開始することができます。

Sentryのremote MCP認証画面